１１月３日は、七十二候における「楓蔦黄(もみじつたきばむ)」でした。
　七十二候とは、二十四節気の各節気をそれぞれ三つに分けたもので、それぞれの名称は、気象・動植物の変化を示す短文になっています。古代中国で考案されたものですが、江戸時代に入って日本の気候風土に合うように改訂されています。
　「楓蔦黄」とは「もみじや蔦が黄葉する」などといった意味があります。

　秋めく季節といいますが、ふと、入間キャンパスの木々に目を向ければ、この「楓蔦黄」という言葉もうなずけます。季節を感じ、美しい言葉で表現してきたことに思わず深い感銘を受けます。
　他にも、この時期ならではの花が入間キャンパスを彩ります。

　そんな秋を感じる入間キャンパスに附属高校生のフレッシュな演奏が響き渡りました。

　１１月４日(水)、本年度の第２回校内コンサートが、附属高等学校校舎オーケストラスタジオにおいて開催されました。
　本校では、生徒に演奏の機会を与え、生徒の演奏の向上を目指すために数多くのコンサートを実施しています。本コンサートの演奏者は、実技試験優秀者を中心に選抜されますが、この時期は一年生も選ばれ在校生を前に演奏します。

　プログラムは以下の通りです。

打楽器独奏　(2年)
カルス：打楽器とピアノのための４つのインベンション
　　　　　　３．小太鼓と打楽器群

サクソフォーン独奏　(1年)　 Pf.（1年）
クレストン：アルト・サクソフォーンとピアノのためのソナタ  作品１９
　　　　　　　第1楽章  精力的に 

ピアノ独奏　(1年)
リスト：ヴェネツィアとナポリ　 （「巡礼の年」第２年イタリア補遺）より
　　　　第３曲 タランテラ

サクソフォーン独奏　(2年)　 Pf.（2年）
デュボワ：組曲形式による性格的小品集  作品７７
　　　　　　1．スペイン風 　
　　　　　　３．フランス風

ピアノ独奏　(2年)
ブラームス：ピアノソナタ　第1番　ハ長調　　第１楽章

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