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音高キャンパスライフ:気分はプロの演奏家 ~レコーディング実習を行いました~
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附属高校3年生のレコーディング実習を行いました。
このレコーディング実習は、本校のカリキュラムにある「社会と情報」の授業において実施するものです。指導は、武蔵野音楽大学音楽環境運営学科で教鞭をとっておられる上田順先生です。
音楽環境運営学科とは、「音楽の力」の可能性を拡げる、新たなアートマネジメント能力の芽を育む学科です。アートマネジメントとは、さまざまなコンサートやオペラ、バレエなど舞台芸術活動を企画、運営したり、文化施設などを管理、運営したりするなど、芸術文化の振興に資する仕事です。
さらに本校がある入間キャンパスには、芸術文化活動に必要な情報の把握と処理能力の向上のため、高い機能を備えたコンピュータ・トレーニングルームのほか、コンピュータ音楽の制作施設・設備も完備し、Pro Toolsに対応したスタジオも設置しています。
このスタジオは、主に武蔵野音楽大学・音楽環境運営学科の学生が使用しているのですが、今回の附属高校生のレコーディングは、このスタジオで行わせてもらいました。
なかなかふだん使用しないスタジオに生徒は興味津々。
プロの演奏家が実際に使用するスタジオ仕様の内装や機材に、高校生は目を輝かせていました。
さて、レコーディング本番です。
演奏会のようないつものステージと違うので、はじめは少し戸惑います。
一人ひとりがスタジオに入り、自分のレコーディングに臨みました。
レコーディングを終えた附属高校生は、
「スタジオに入ると、自分の音しか聴こえなくて、自分の音と正面に向き合う感じだった」
「演奏とは違う緊張感だった」
「一つ一つの音がクリアに聴こえる」
と感想を述べており、附属高校生にとって貴重な経験ができたようです。
♩ ♩ ♩
本校の教育方針の大きな柱のひとつは「人間形成」です。音楽は、その人の人間性を映し出します。優れた音楽家になるには、技術だけでなく、その人間性も磨くことはとても大事なことといえます。
音楽科である本校は、鍵盤楽器・声楽・管楽器・打楽器・弦楽器のどの専攻においても、専門の指導者が1対1の個人レッスンを行っています。生徒一人ひとりの個性や独創性を伸ばすことに重点をおいた指導で、懇切で丁寧な教育を実践しています。
また、専門教科はもとより、国語・英語・地理歴史公民科などの一般教科も大切にしています。
個々の教科内容の習熟はもちろんのこと、「音楽」を含めたそれらのつながりをも意識させ、全人格的な教育を目指しています。
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