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音高キャンパスライフ:応急手当普及講習会を実施しました。
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2月26日(金)、本校3年生を対象に応急手当普及講習会を実施しました。
この応急手当普及講習会は、「救命の連鎖」、特に「一次救命処置」の必要性を認識し実践できるよう、本校教諭が生徒に指導するために行われました。
「一時救命処置」とは、胸骨圧迫と人工呼吸による心肺蘇生法と自動体外式除細動器(AED)で、救急車が来る前に現場に居合わせた人々が救命処置を施すことです。
誰かが突然の病気やケガ、特に最も重篤な突然の心停止、もしくはこれに近い状態になった時、現場の人々がこの救命処置を行うことによって、その方の社会復帰の可能性が高まります。
実際に、心臓が止まり4分経過すると、脳のダメージが大きくなり、その後の社会生活が難しくなるといわれています。しかも、救急車が到着するのは平均8分。
8分の間にできること…。
救命処置の訓練をしていなければ、「患者に呼びかける」「119番通報する」「AEDを手配する」ことしかできません。
そのため、本講習会は、救急車が現場到着するのに要する時間程度の救命処置及び止血・保温・運搬ができるということ、また、自動体外式除細動器(AED)について理解し正しく使用できるということを到達目標として行われました。
指導は、埼玉西部消防局の消防職員、本校保健体育担当の杉本昌則教諭・小林寛美教諭と養護担当の菖蒲谷泰恵教諭です。
講習のはじめ、生徒は人形の口から息を吹き込むことに照れながら実施していましたが、後半には実際の場面を想定して、真剣に取り組み、最終のAEDを用いた心肺蘇生のテストでは全員合格を頂きました。
講習会終了後、合格者全員に普通救命講習修了証のカードが渡されました。
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