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武蔵野音楽学園

音高キャンパスライフ:平成27年度 ミューズフェスティヴァル開催!⑤

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 秋深まる入間キャンパスにおいて、10月24日(土)・25日(日)、平成27年度 ミューズフェスティヴァル(武蔵野音楽学園主催)が開催されました。

 本校の文化祭「入間ミューズフェスティヴァル」は、大学・附属高等学校・幼稚園・音楽教室主催による「音楽の祭典」です。
 豊かな自然に囲まれた広大な入間キャンパスで開催される入間ミューズフェスティヴァルも40回目を迎えました。
 テーマは、“創Year(そいやッ)!”です。

 24日(土)、25日(日)の2日間にわたり、2年生と3年生の学年別のアンサンブルコンサートが開催されました。2年生は初めての学年によるコンサート、3年生は去年の経験を生かした、高校生活最後の学年によるコンサート・・・生徒たちは皆、様々な思いで本番に臨みました。

 2年生のアンサンブルコンサートでは、プログラムの最後に、フィンランドの作曲家、シベリウスの交響詩「フィンランディア」を、2台8手連弾でお届けしました。シベリウスは今年、生誕150周年の記念の作曲家ということで、プログラムの最初に、シベリウス自身も愛好していたフィンランドの叙事詩<カレワラ>に基づく、即興演奏を行いました。生徒たちの自由な表現をいい形で引き出すべく、本校教諭の伊東光介(ソルフェージュ・音楽理論)と大竹亮(国語)が、音楽と詩の両方からの指導を行い、本番に臨みました。
 本番の生徒の演奏は、それぞれが音楽の中で良いコミュニケーションをとることが出来るようになったのではないでしょうか。終演後、生徒たちに感想を聞くと、「ずっと終わりたくなかった!」と清々しい表情で返事が帰って来たのが印象的でした。シベリウスの愛好した詩に始まり、シベリウスの代表作である交響詩「フィンランディア」で華やかに終えることによって、本コンサートは全体的に一つにまとまることができました。

 3年生のアンサンブルコンサートでは、2台ピアノ(4手)の演奏をプログラムの最初と最後に構成しました。
生徒たちの若々しくも迫力ある演奏が次々に溢れていきました。
 声楽専攻の生徒達の曲は、モーツァルトのオペラ「フィガロの結婚」や「ドン・ジョヴァンニ」の中から抜粋しました。特に「フィガロの結婚」は、有名な序曲もピアノ4手連弾によって演奏しました。その序曲に始まり、第3幕で歌われる「お受けください、バラとこの花を」(二重唱)まで、オペラの内容を少しでも楽しんでいただけるよう、先生方のご指導を受けながら生徒たちは直前まで一生懸命、練習に取り組んできました。当日はその成果がきちんと出せたのではないかと思います。

 また、2・3年生は、今回のコンサートの舞台転換や誘導など、当日の進行をよりスムーズに進めるため、先生方からのアドバイスを受けて、生徒同士で何度も話し合い、前日まで試行錯誤を繰り返しました。
 当日配布するパンフレットも生徒が主体となって作成し、誤字脱字の編集や校正など、最後まで念入りに行いました。
 まさに生徒たちにとって“創Year!”のコンサートとなったのではないでしょうか。

  皆様、ご来場ありがとうございました。 

詳細は下記の関連リンクをご参考ください。

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