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武蔵野音楽学園

音の色 と 木々の色 ――「自然」と「音楽」が出会う場所Ⅴ

〈入間キャンパス×附属高等学校 vol.10〉 ブログ

 入間キャンパスで紅葉狩り――

 武蔵野音楽大学附属高等学校のある武蔵野音楽学園入間キャンパスは、入間市内唯一の里山として大切に保護されてきた加治丘陵に位置しています。加治丘陵は、関東平野と山地との境にあたる丘陵で、多くの動物や植物が生きる豊かな自然に溢れています。
 そのため、秋の入間キャンパスは紅葉も素晴らしく、大変見事な景観を呈します。

 日本列島において紅葉する樹木の種類の多さは、他に類を見ないといわれています。本校が位置する入間キャンパスも例外ではありません。
 12月に入り、朝夕の冷え込み厳しくなりましたが、これが山の色を鮮やかに彩らせるきっかけとなります。
 入間キャンパスも今そんな季節です。

 しかし、しばらくすると、色づいた葉も落ち、冬の到来をさらに実感する時期になりますが、そこにも新たな色が生まれます。

 

♩       ♩       ♩

 

 音にも「色」があります。

 いわゆる「音色」です。興味深いことにこの言葉は、一般に「ねいろ」といいますが、音楽用語としては、「おんしょく」と読んで扱うことが多いのです。
 同じ音でも楽器が違うことにより、印象がずいぶん変わるわけです。

 このことをテーマにした講義が、第10回目の「中学生のための音楽基礎講座2015」にて行われました。

 本校の伊東光介教諭による本講義では、「音の色ってなんだろう?」というテーマで、音に色を感じた作曲家オリヴィエ・メシアンをとりあげました。メシアンは音に色を感じるという共感覚の持ち主でした。楽譜を見たり、音楽を聴いたりすると、音楽の変化と共に、色が変化して行くのを感じたそうです。彼は作品の中で、そういった色彩の変化をそれぞれ異なった響きで描き分けました。
 他にも「音に“色”が現れたのはいつ頃か?」を取り上げて解説し、講義の最後には、ドヴォルジャークの交響曲第9番《新世界より》のオーケストラの様々な響きを通して音の色を感じてみようと挑戦してみました。

本校では、音楽をより広く深く学びたい皆さんのために、
「中学生のための音楽基礎講座2015」【計12回】
参加費無料・体験レッスンあり・講座はいつでも参加可
を開催しています。

本年度は12月12日(土)平成28年1月9日(土)残り2回の講座となります。

中学3年生にとっては受験準備としても有効な講座となります。
また、
☆ 無料でレッスンを受けてみたい
☆ 音楽に対して興味や関心を抱いている
☆ 音楽について、様々な相談をしたい
☆ 合唱部や吹奏楽部などの音楽系部活はもちろん、合唱団や楽団などで活躍している
☆ 将来の高校は音楽科への進学を考えている

という中学1・2年生にとっても、有意義な講座です。

 

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 12月といえば、クリスマスです。
 入間キャンパスにもツリーがお目見えしました。

 さて、このクリスマスの時期の12月24日(木)から26日(土)までの三日間、
 平成27年度 附属高等学校 冬期受験講習会が行われます。

 本講習会は、主専攻楽器の個人レッスン(副専攻ピアノのレッスンあり)やソルフェージュの授業を中心に、附属高校受験対策に重点をおいたカリキュラムで構成されています。
 特に受験生にとっては、入学試験直前の講習会となり、三日間のこの集中講義が一気に力をつける大きなきっかけとなります
 1・2年生にとっても、この三日間は今後の指針となる要素を学ぶことができる意義ある期間となります。
 受講後も、年間を通して実施される本校主催の「中学生のための音楽基礎講座」に参加することで継続的なキャリアを積むことができ、さらに実技やソルフェージュの力をつけることが可能です。

 詳細は下記の関連リンクをご参考ください。

関連リンク

武蔵野音楽大学附属高等学校(音楽科)

 〒358-8521 埼玉県入間市中神728

〈入間キャンパス〉

西武池袋線 仏子駅(南口)下車 徒歩5分 キャンパス内バス運行

Eメール fuzoku@musashino-music.ac.jp

TEL 04-2932-3063(附属高校直通)/04-2932-2111(代表)  FAX 04-2932-1114